リモートデスクトップのウィンドウ設定

リモートデスクトップ接続をする際、ログオン設定などを設定しておき、[名前を付けて保存]をすることにより、.rdpファイルが作成される。
.rdpファイルをテキストエディタで開くと各設定項目を見ることができる。


通常、リモートデスクトップ接続を行うと、最大化表示となり、全画面を使わない場合でも画面の左上の部分に固定されてしまう。
それを移動させようと思い、縮小表示を行うと、ウィンドウが小さくなりすぎてしまうことが多々ある。
これは、winposstr:s:の項目を設定することで常に縮小表示し、決まったウィンドウサイズにすることができる。
winposstr:s:0,ウィンドウ情報,ウィンドウ左端の位置,ウィンドウ上端の位置,ウィンドウの幅,ウィンドウの高さ
という設定項目であり、ウィンドウ情報を1にすることで縮小表示となる。
また、環境によるのかもしれないが、ウィンドウの幅,ウィンドウの高さの項目は解像度の数値ではウィンドウに収まりきれていなかった。
ウィンドウの幅=解像度+16
ウィンドウの高さ=解像度+38
の値を設定することにより、いちいちウィンドウの引き延ばしをせずに済むようになった。
例:解像度1024×768
desktopwidth:i:1024
desktopheight:i:768
winposstr:s:0,1,0,0,1040,806


マルチディスプレイ環境ならば、解像度とウィンドウの位置を指定することで、決まったディスプレイに毎回出すことができるようになると思う。